清水観音(Kiyomizukannon)
清水山見瀧寺宝地院は、803年に創建され、一度焼失後江戸時代に佐賀藩初代藩主・鍋島勝茂が観世音菩薩を勧請して再興しました。清水の滝の降り口にあり、境内の弁財堂は江戸時代初期の貴重なものです。また在家がなくては不都合と他の住人を移住させ商業を営ませました。現在、華やかな門前町のおもかげは無くなりましたが、いまでも鯉の生つくり(鯉料理)はよく知られています。
清水山絵図の様子で境内の弁財堂、仁王門、石橋など江戸時代初期のも。
当時、華やかな町家と商業が営まれていた面影が残る石造り。
DATA
- 創設:803年(一度焼失後江戸時代に再興)
- 佐賀県小城市小城町松尾清水2209-1
- 宝地院:0952-72-2840
- 清水の滝まで徒歩3分