小城市牛津町にある「肥前仏舎利塔」です。
目次
仏舎利塔に行くには?
佐賀から長崎に向かう途中、国道34号線を武雄方面へ走っていると、牛津大橋から正面に見える真っ白な塔です。
場所は牛津大橋を渡って山の方へ左折し、「うしづふれあいグリーンパーク」の看板を目印に山道をまっすぐ進むと公園に着きます。
このグリーンパークから、さらに「空山観音」方面に登っていくと巨大な仏塔に到着できます。
塔の下はお寺の境内になっていて、駐車スペースがあります。
肥前仏舎利塔とは?
山の中に真っ白で巨大な塔が建っています。
すごく遠い所からでも目立つ塔ですが、実際に近づいてみると迫力満点!
「肥前仏舎利塔」とも呼ばれる仏舎利塔です。
山頂にある塔の下には、この仏舎利塔を建てた宗教法人「日本山妙法寺」の本堂(道場)があります。
本堂の庭先にも「廣供養舎利」と書かれた小さな仏舎利塔もあります。
ちなみに仏舎利塔とは、お釈迦様の遺骨や遺灰が納められている塔のこと。
塔のまわりはとてもおごそかな雰囲気が漂います。
塔からひろがる佐賀平野の風景
仏舎利塔は階段がありますが、土足厳禁のため備え付けのスリッパに履き替えると、塔までのぼることができます。
塔の上のまわりはぐるっと360度、回廊になっていて、目の前にひろがる佐賀平野の大パノラマ。
小高い山の上にある展望スポットで小城市から佐賀市までが一望でき、佐賀ならではの絶景が広がります。
塔に納められた4つの仏像
仏舎利塔は内部に入ることはできませんが、東西南北の4か所にそれぞれお釈迦様の像が納められています。
像はどれも金色に美しく輝き、とてもゴージャスな雰囲気。
納められているお釈迦さまは、
生まれてすぐに「天上天下唯我独尊」と唱えたことで有名な、生まれた時の「降誕仏」
悟りを開いた場面の「降魔仏」
最初に説法をしたときの「説法仏」
沙羅双樹の木のもとで入滅するときの「涅槃仏」
代表的なシーンをあらわした4つの仏像があります。
まとめ
佐賀市内からも近く自動車で気軽に来られる絶景スポット。
塔の近くには、子供が遊べる「うしづふれあいグリーンパーク」が隣接しています。
ありがたいお釈迦様の像をバックに、眼下に広がる佐賀平野を一望できる肥前仏舎利塔です。
DATA
- 名称:肥前仏舎利塔 ひぜんぶっしゃりとう
- 住所:佐賀県小城市牛津町上砥川谷2256
- 電話:0952-66-2739
- 日本山妙法寺のページ